こんにちは!パーソナルスタイルのコンです🦊
来店されるお客様のなかで、弊社に興味を持っていただいたきっかけとして挙げていただくことの多い
『自然素材』を取り入れた家づくり。
弊社では標準仕様として無垢の床材や、漆喰を採用しています。
新建材にはない個性的な木目や模様、小さな傷さえも『味わい』として楽しめるしなやかさ。
本物の素材が持つ力強さはとても魅力的ですよね✨
■でも、自然素材といっても実際にはどんな特徴があるの?
■お家に取り入れることでどんな効果があるの?
■メンテナンスが大変そう…
本日は第一弾として、無垢材の基本的な特徴から気になるメンテナンスについてご紹介します!
無垢材とは?
無垢材(むくざい)とは、天然の木材をそのまま使用した素材のことを指します。
~ 特徴 ~
1.天然木そのもの
無垢材は一本の木から切り出した素材で、複数の木材を接着して作られる合板などとは異なります。
2.木の自然な表情
木目や節・色合いがそのまま活かされ、木材の持つ独特の温かみや風合いが感じられます。
3.経年美化
時間が経つにつれて色や質感が変化し、使い込むほどに味わい深くなります。
4.調湿作用
無垢材は湿度に応じて水分を吸収・放出するため、室内の湿度を調整する役割を果たします。
~ おすすめポイント ~
1.環境に優しい
天然木材なので、化学的な加工が少なく、環境負荷が少ない素材です。
2.温かみのある空間
無垢材は、電子顕微鏡でアップしないと見えない無数の小さな穴があいています。その穴が空気を含んでいるため、肌触りがよく温かみが感じられます。
3.耐久性
適切なメンテナンスを行えば非常に長持ちするため、長期間使用できます。
~ 注意点 ~
1.反りや割れ
湿度や温度の変化により、膨張・収縮して反りや割れが生じることがあります。
2.コスト
合板や集成材に比べて高価な場合が多いです。
3.メンテナンス
表面の傷や汚れを防ぐため、定期的なお手入れが必要です。
無垢の風合いをそのまま生かす『オイル塗装』
無垢材の塗装として代表的なものが、『オイル塗装』です。
オイル塗装は木材に浸透し、表面に膜を作らないため、木目や質感を引き立て無垢材特有の自然な触り心地を維持できることがポイント◎
オイルとよく比較される塗装方法としては『ウレタン塗装』があります。
ウレタン系の樹脂を主成分とした塗料で、無垢材の表面に薄い膜を作りコーティングする塗装方法。
塗膜があるため水や汚れが染み込みにくく、メンテナンスが手軽な点がメリット。
どちらもメリット・デメリットがありますが、
弊社では、木材の自然な風合いを生かすことのできるオイル塗装で仕上げています。
~ オイルでも安心! ~
弊社で採用している塗料は耐汚染性のテスト(コーヒー・ケチャップ・クレヨン汚れを18時間放置して水洗い後拭き取るテスト)で優れた性能を発揮した、従来の自然塗料よりも汚れに強い塗料!
食器と玩具に使用する塗料を対象とした試験に合格しているためお子様やペットのいるご家庭にも安心です。
2024年11月 , 春風|サンユーペイント株式会社 Sanyu Paint Co.,Ltd.『性能比較試験結果』, https://www.sanyu-paint.co.jp/product/harukaze/
メンテナンス方法は意外と簡単!
手間は一般的なフローリングとほぼ同じ!?特別なお手入れはほぼ必要ありません。
~ 基本のお手入れ ~
普通のフローリングと同じように、掃除機やほうきで髪の毛やほこりを取り除きます。
表面に撥水性がある塗膜を作らないため、水分にはやや弱いので、液体などの汚れを落とす際は固く絞った雑巾でふき取り、乾拭きをして水分が残らないようにしましょう。
水分が残るとシミになってしまう恐れがあるため、ウエットタイプのクイックルワイパー等は使用を控えることをおすすめします。
~ 年に一度のスペシャルケア ~
オイル仕上げの場合、経年によってどうしても油分が失われてきます。
家中の床をオイル塗装なんて大変そう…!
と思うかもしれません。
お部屋や日当たりなどの環境によって経年による変化の様子は異なってきます。
艶がなくなって色が薄くなってきたな、手触りがカサカサとしてきたな、と感じたら、
基本のお手入れにプラスして気になる箇所のみスペシャルケアとしてオイルの再塗装をすれば十分なのです。
こう考えると無垢材のお手入れのハードルが下がったのではないでしょうか。
お肌のお手入れのようで、なんだか愛着が湧いてきませんか?😳✨
~ 無垢材なら傷や凹みも自宅でメンテナンス! ~
軽い傷や凹みであれば手軽にメンテナンスできる点も無垢材の大きなメリットです。
■軽い傷
傷が浅い場合、目の細かいサンドペーパー(#240程度)で傷部分を軽く磨き、表面を平らに整えます。
磨いた部分にオイルを塗り直すと、元の風合いを取り戻せます。
■凹みができた場合
凹み部分に少量の水を垂らし、その上に濡れた布を置きます。
アイロンを低温設定にし、布の上から数秒間当てると、木材が水分を吸収して膨らみ、凹みが目立たなくなります。
凹みが戻った後は、乾燥させた上でサンドペーパーとオイル仕上げを行ってください。
いかがでしょう。
木そのものが持つ性能に加え、家族の成長とともに経年変化により風合いを増していく無垢材。
今後永く暮らしていただくお家に取り入れることで得られる無垢材の魅力を、
少しでも感じていただけたら幸いです!💫