こんにちは、パーソナルスタイルの大畑です。
最近はだんだんと気温も上がり、そろそろ梅雨の足音が聞こえてきそうですね。
じめじめとした季節に備えて、今回は「左官壁(さかんかべ)」の魅力についてご紹介したいと思います。
左官壁とは、職人がコテを使って丁寧に塗り上げる伝統的な壁の仕上げ方です。
使用する素材は、漆喰(しっくい)や珪藻土(けいそうど)など自然由来のものが中心で、
見た目の美しさだけでなく、機能性にも優れています。
特にこれからの季節に嬉しいのが、左官壁が持つ「調湿性能」です。
湿気の多い日には余分な水分を吸収し、乾燥しているときには逆に放出してくれるため、
室内の湿度をほどよく保ってくれます。じめじめとした不快感が和らぎ、
サラッとした快適な空間が保てます。
左官壁は塗り方や素材によって表情が変わり、世界にひとつだけの仕上がりが楽しめるのも魅力のひとつ。
光の当たり方によって陰影が生まれ、自然な美しさが引き立ちます。
事前素材の温もりのある風合いは、木の素材とも相性抜群です。
また、左官材には化学物質を含まないものも多く、小さなお子さまやペットがいるご家庭にも安心です。
防カビ性や消臭効果を持つ素材もあるため、住まいの空気環境を整えるのにも一役買ってくれます。
そして、メンテナンスについてのご質問もよくいただきますが、
左官壁は静電気が起きにくくホコリが付きにくいため、お手入れもとても簡単。
普段のお掃除は乾いた布やハタキで軽くなでるだけで美しさを保つことができます。
さらに、小さな傷や汚れも上から塗り直しができるため、長く愛着を持って暮らすことができます。
このように、「見た目の美しさ」と「機能性」に加え、「メンテナンスのしやすさ」も兼ね備えた左官壁。
これからの湿気が気になる季節、自然の力を取り入れた快適な住まいづくりの選択肢として、ぜひご検討ください。
気になることがあれば、いつでもパーソナルスタイルまでご相談くださいね😊