今どきの暖かい家のつくり方
こんにちは!
パーソナルスタイルのオオハタです。
梅の花が咲き始め、少しずつ春の気配を感じられるようになりましたね。
まだ朝晩は冷たい空気に包まれていますが、日中の日差しにはどこかほっとする温かさがあります。
この季節の変わり目は、室内の快適さを改めて考える良いタイミングかもしれません。
実は、日本の住宅では長い間、「寒さに耐える暮らし」が当たり前とされてきました。
しかし、断熱性能や気密性能などをこだわることで、冬の寒さから解放され、
もっと快適でストレスの少ない住環境を手に入れることができます。
「我慢は美徳」
「寒さを乗り越えることで心身が鍛えられる」
「忍耐力が育まれる」
そのような価値観が、どこか根付いていたのかもしれません。
その結果、住宅における快適に暮らす住宅性能への意識は長らく低いままでした。
たとえば、住宅の室温に関する法律を見てみると、日本には最低室温の規定がありません。
一方で、世界の多くの先進国では、室温が18~20度以上になるよう法律や条例で定められています。
また、それを実現するために厳しい断熱基準が義務化されています。
結果としてそうした国々では、高断熱・高気密な住宅が一般的な性能として普及しているのです。
対照的に、日本では2020年まで省エネ基準や断熱基準が義務化されておらず、
多くの場合、「努力目標」にとどまっていました。
つまり、黙っていても性能の良い家が手に入るわけではなく、
自分自身で情報収集し知識を深め、先を見据えた設計と施工ができる建築会社に依頼する必要があります。
とはいえ、近年では日本でも住宅性能に対する意識が高まり、
新たな省エネ基準が今年の4月には義務化される動きが始まっています。
これにより、ようやく世界基準に近づきつつあります。
これから家を建てる方にとって、断熱性能や気密性能を高めた省エネ性能を考慮した家づくりは
快適さや健康だけでなく、長期に渡る健康的な暮らしの質にも大きく関わってくる重要な要素です。
今後も私たちパーソナルスタイルは、お客様が快適にストレスも少なく安心できる家づくりをお手伝いしていきます。