こんにちは!パーソナルスタイルのコンです🦊
少し暖かくなったかと思えば、先週は冬に逆戻りしたように冷え込みましたね。
今週はまた温かくなり、お花見日和🌸
まさに三寒四温!皆様体調を崩したりしていませんか?
私は見事に寒暖差に負け、風邪をひいてダウンしておりました😷
風邪をひきながら家にこもりのんびりしている時間、悪天候で外が暗いなか、
家の中でひたすらぬくぬくと過ごすことの安らぎを味わいました。
今日は、新しい家づくりを考える上で、家で過ごすシチュエーションを考えた『照明計画』についてお話します。
★北欧から学ぶ光との付き合い方
北欧諸国、特にデンマークやスウェーデンでは、一年の大半が暗い季節という気候から、
照明が単なる明かりの確保ではなく、「暮らしの質」を高める重要な要素として大切にされています。
彼らが大切にしている「ヒュッゲ」という心地よさの概念では、温かみのある光が心の安らぎをもたらすとされています。
北欧の住宅を訪れると、リビングの中央に一つの大きな照明があるだけでなく、
複数の光源を組み合わせ、空間ごとに異なる表情を作り出しています。
この「多灯照明」の考え方は、私たちの住まいづくりにも取り入れたい知恵です!
★「明るさ不足」の心配について
「多灯照明って、全体的に暗くなりそう…」
このようなご心配の声をよく耳にします。
現在、賃貸住宅などの天井中央に設置された明るいシーリングライトに慣れていると、
特にそう感じられるかもしれません。
北欧スタイルの照明計画は、決して暗さを推奨するものではありません。
むしろ、必要な場所に必要な明るさを確保しながらも、『光の質』にこだわることで、
より快適な空間を実現する考え方なのです。
例えば当社の施工事例では、主照明(ダウンライト)でしっかりとキッチン全体の明るさを確保した上で、
ダイニングテーブル上を照らす照明(ペンダントライト)を組み合わせています。
下方向のみを照らすシェードの形なら、テーブルに並べた料理も美味しく見せることができ、
読書や作業をするにも十分な明るさが確保できます。
これにより、「明るさ」と「心地よさ」の両方を実現しています。
★左官壁の表情を引き立てる光の演出
当社の標準仕様である左官壁は、光の当たり方によって様々な表情を見せる魅力があります。
昼間は窓から入る自然光が壁の凹凸に陰影を作り、
夜は間接照明によって壁面に優しい光のグラデーションが生まれます。
このように照明の配置一つで、同じ空間でも違った雰囲気を楽しむことができるのです。
★シーンに適した切り替えで理想をかなえる
明るさが必要な家事の時間には全ての照明をONに、
リラックスしたい夜はダウンライトと間接照明だけにするなど、自在に調整できる環境を整えることが大切です。
また、温かみのある電球色の光は左官や無垢材の質感を最大限に引き立てます。
LEDでも青みがかったさわやかな光色~オレンジがかった温かい光色まで
色温度を選べる調色タイプのものが増えていますので、シーンに適した調整をすることで快適に過ごすことができます。
【まとめ】
照明は住まいの雰囲気を大きく左右する要素だからこそ、コーディネートの楽しいポイントの一つです!
お客様の理想の暮らしに合わせた光環境づくりのお手伝いをさせていただきます。
ぜひ一緒に、心地よい住まいを創っていきましょう💡