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【8割の夫婦が対立する】家づくりで夫婦が対立したとき、最初にすべきたった一つのこと!
2026.04.14

パーソナルスタイルの石田です。

「リビングをもっと広くしたい」「いや、個室の数を優先してほしい」
——打ち合わせの場では、こうした場面にたびたび出会います。どちらも本音であり、どちらが間違っているわけでもありません。だからこそ、意見がぶつかったとき、どう前に進めばよいか分からなくなってしまうのです。

家づくりは多くの方にとって一生に一度の決断です。意見が分かれることを「問題」ではなく「当然のこと」として事前に受け止めておくことが、スムーズな合意形成の第一歩になります。

今日は、意見の違いをうまく活かしながら、ふたりが納得できる決め方のポイントを整理します。

白い漆喰壁と無垢フローリングの明るいリビングで、ソファに座りカタログやスマホを見ながらくつろぐ夫婦。

この記事でわかること

・家づくりで夫婦の意見が分かれる理由とその背景

・優先順位を整理するための具体的な手順

・感情的になりにくい話し合いの進め方のコツ

・後悔しない決断に必要な「判断の軸」の作り方

・第三者をうまく活用するタイミングと方法

なぜ家づくりで夫婦の意見は必ずぶつかるのか——その心理的な理由

不動産情報メディア「イエコン」が2025年1月に注文住宅を購入した既婚者336名を対象に実施した調査では、購入時に「意見の対立があった」と答えた割合は全体の約31.3%(男性35.2%・女性27.6%)でした。「はっきりした対立」まで至らなくても、何らかの意見の違いを経験した夫婦まで含めれば、その割合はさらに高くなります。

そもそも、なぜ意見が分かれやすいのか。それは「家に求めるもの」が人によって異なるからです。

毎日キッチンに立つ方にとっては「使いやすい動線」が最重要かもしれません。帰宅後にゆっくり過ごしたい方にとっては「落ち着けるリビング」が外せない条件になります。どちらも生活に根ざした正当な希望です。

よくある誤解は「どちらかが正しく、どちらかが間違っている」と思い込むことです。家づくりの意見対立は優劣の問題ではなく、価値観の違いから生まれるもの。この認識をふたりで共有できているかどうかが、話し合いの質を大きく変えます。意見が分かれること自体は失敗のサインではなく、ふたりがそれぞれ真剣に考えている証拠です。そこを出発点にできると、話し合いの方向が変わってきます。

木のテーブルに広げられた住宅の設計図、間取り図の冊子、電卓、模型、建材サンプルなどの打ち合わせ資料。

夫婦の対立が起きやすい5つのテーマ——揉めやすいポイントを整理する

同調査では、対立の原因として「間取りや部屋数(22.0%)」「予算・価格(16.5%)」が上位を占めました。長年の打ち合わせ経験からも、以下のテーマで意見が分かれるケースが多く見られます。

 

テーマよくある対立の内容
予算配分建物に充てるか、土地に充てるか
間取り・広さリビング優先 vs 個室・収納優先
デザインシンプル・モダン vs 素材感・温かみ重視
性能・設備断熱性能重視 vs キッチン・浴室などの設備重視
将来の暮らし子ども部屋の数・将来の同居想定など

 

これらに共通するのは、「今の暮らし」と「将来の暮らし」のイメージが人によって異なることです。ライフスタイルと優先価値観の違いが形として現れているに過ぎず、どちらが間違っているわけではありません。

ここで一つ考えてみてほしいのは、上の表を眺めたとき、「うちはどれが一番もめそうか」と感じる項目があったかどうかです。そのテーマこそが、話し合いを始めるべき優先順位の高い領域です。

話し合いを始める前に必ずやること——正しい意見整理の手順

木目調のテーブルで、ノートに「家のデザイン優先度」としてキッチン収納やリビングの光などの項目を書き出し、付箋を使って家づくりの計画を整理している様子。

「外せないこと」と「できれば叶えたいこと」を分ける

まず、それぞれが自分の希望を2つのグループに書き出してみてください。

「外せないこと」:これがなければ生活に支障が出る、または精神的に受け入れられないレベルのこと
「できれば叶えたいこと」:あれば満足度が上がるが、なくても生活できること

この作業はふたりが「別々に」行うことがポイントです。最初から話し合いながら書き出すと、相手の意見に引っ張られて本来の優先順位が見えにくくなります。書き出したあとで初めて見せ合い、「外せないこと」が重なっている項目がふたりの共通の軸になります。

打ち合わせの場で実際に試していただくと、「こんなことを相手が重視していたのか」と気づく場面が多くあります。希望の量ではなく、希望の「重さ」を知ることが合意形成の第一歩です。

ダイニングテーブルで設計図を広げ、指をさしながら住宅の間取りや仕様について相談する施主と住宅会社。

「理由を聞く」ことで対立が解消することもある

打ち合わせでよく見られる光景があります。ご主人が「リビングはコンパクトでいい」、奥様が「もっと広くしたい」とおっしゃる。表面上は完全に対立しているように見えます。

ところが理由を聞いてみると——ご主人の「コンパクトでいい」は「余分な費用をかけず、断熱性能に回したい」という意味でした。奥様の「広くしたい」は「子どもが走り回れるスペースが欲しい」というものでした。希望の「表面」は違っていても、「本質的に求めているもの」は別の問題だったというケースです。

理由まで聞き合うことで、実は両立できる解決策が見えてくることがあります。「なぜそれが必要なのか」という一言を添えるだけで、相手への理解の入り口が広がります。

陽光が差し込むテーブルに置かれた、書き込みのあるスケジュール帳、住宅カタログ、設計図、コーヒーカップ。

話し合いのタイミングを「設計する」

意見をぶつけ合う場所と時間を、意識的に決めておくことも重要です。
疲れているタイミングや、他の作業と並行しながらの会話は、どうしても感情的になりやすい。「週末の午前中に30分だけ話す」「ショールームの帰り道に振り返る」など、話し合いの「場」をあらかじめ設計しておくことで、会話の質が安定します。

明るいリビングのソファで、ノートやタブレットを使用しながら家づくりのアイデアを話し合う笑顔の夫婦。

感情的にならない話し合いの3つの技術——対立を「課題」に変える方法

「あなたはいつもこうだ」という言い方は話し合いを対立に向かわせます。「この部分はどうすればふたりとも納得できるか」という問い方に変えるだけで、会話の温度が変わります。以下の3点を意識してみてください。

【1. テーマを絞る】
間取り・性能・予算・設備のすべてを一度の話し合いで決めようとすると互いに疲弊します。その日のテーマを絞り、少しずつ積み重ねていく方が長期的に納得度が上がります。

【2. 今日の目的を最初に確認する】
「今日はキッチンまわりの希望だけ整理しよう」と事前に決めておくことで、脱線や感情的なぶつかりを防ぎやすくなります。

【3. 我慢は持ち越さない】
どちらかが一方的に我慢する解決法は、完成後に「やっぱりこうすればよかった」という後悔として残りやすいものです。譲れない点は正直に伝え合うことが、長い目で見て関係の安定につながります。

特に、設備やデザインなど「後から変えにくい部分」については、我慢したまま進むリスクが高いため、ここだけは意見をしっかり出し切ることをおすすめしています。

住宅会社の担当者がタブレットの3Dパースや設計図、色見本を使い、施主夫婦へ家づくりの提案を行う打ち合わせ風景。

決断に行き詰まったとき——第三者の視点が解決策になる理由

どれほど丁寧に話し合っても、決められない局面は出てきます。そういうタイミングこそ、住宅会社のスタッフを「整理の場」として活用することが有効です。

「正解を教える」のではなく、「ふたりの迷いを整理する場」として使っていただくイメージです。たとえば、「予算を増やせばこのプランが可能」「こちらを選べばランニングコストがこう変わる」という形で選択肢を並べると、感情ではなく情報をもとに判断できるようになります。

パーソナルスタイルでは、さいたま市をはじめ川口市・越谷市など埼玉エリアの土地感覚も踏まえながら、ふたりの希望を「外せないこと」「調整できること」に整理する作業を一緒に行っています。相談できる場を意識的に確保しておくことが、家づくりを前向きに進める助けになります。個別相談や家づくり勉強会も、その場のひとつとして設けています。

グレーの塗り壁仕上げと黒いサッシがモダンな印象を与える、中庭のウッドデッキテラスを備えた2階建て住宅の外観。

【結論】夫婦が納得できる家づくりの決め方——今日から実践できる3つのこと

家づくりにおける夫婦の意見対立は、価値観の違いから生まれる自然な現象です。イエコンの調査(2025年1月・有効回答336名)では、注文住宅購入時に対立を経験した割合は約31.3%にのぼります。対立を「問題」ととらえず、「判断の材料」として活かすことが、ふたりが納得できる家づくりへの近道です。

・希望を「外せないこと」と「できれば叶えたいこと」に分類することで、共通の判断軸が見えてくるため

・希望の「理由」まで聞き合うことで、表面上の対立が両立可能な課題に変わることがあるため

・第三者の整理の場を活用することで、一方的な我慢のない決断が実現するため

意見が分かれることを恐れずに、丁寧に整理するプロセスそのものが、完成後の満足度を高めます。

パーソナルスタイルへのご相談

「意見はまとまっていないけれど、まず話を聞いてほしい」という段階からでも、お気軽にご連絡ください。個別相談・家づくり勉強会を通じて、優先順位の整理から資金計画まで丁寧にお伝えしています。

 

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パーソナルスタイルは、さいたま市を中心に川口市、蕨市、越谷市、春日部市、上尾市、北本市、八潮市を主な施工エリアとしております。事務所から車で1時間圏内を目安にエリアを絞ることで、暮らしの中で何かあった際にも迅速に対応できる体制を整えています。

「建てて終わり」ではなく、住まいの成長を長く見守る地域パートナーを目指しています。
上記エリア以外につきましては、弊社担当までご確認ください。


【引用元】

・イエコン(株式会社Clamppy)「注文住宅購入の意思決定についてのアンケート」(2025年1月実施・有効回答336名)

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