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2019.02.12

:ペアガラスにする一番の目的とは?

 

ペアガラスの一番の目的は、断熱効果を高めることです。

窓ガラス1枚隔てて外気の場合、暖房をつけていても、ストーブを焚いていても、 窓ガラスを触るとすごく冷たいですよね。

 

これは、窓ガラスから熱がどんどん逃げているからです。

 

これをペアガラスにするとどうなるかというと、 従来の一枚ガラスに比べて、2倍の断熱効果があります。

 

:ペアガラスの構造はどうなってる?

 

ペアガラスは、基本的に乾燥空気を充填させた2層のガラスでできています。

ペアガラスを検索すると、必ず出てくるのが、 「Low-Eガラス」 です。

 

 

Low-Eガラスとは・・・

通常のフロートガラスの片側表面に、 非常に薄い金属膜をコーティングしたガラスのことをいいます。

主な働きは、放射率を低く抑えることですが、 簡単に言うと放射しやすい(放射率が高い)と熱を吸収しやすいということです。

 

Low-Eガラスには、高断熱タイプ遮熱タイプがあります。

 

高断熱タイプは、冬期でも太陽エネルギーを多く透過するので、 室内は暖かくなります。

また、暖房設備から出る遠赤外線を反射するので、暖まった空気を 逃がさず暖房効率を高めます。

 

遮熱タイプは、夏期の強い太陽エネルギーをカットする一方、 高い外気温度を遮り冷房効果を高めます。

また、冬期は高断熱タイプと同様、室内の暖かさを外に逃がさず、 暖かいお部屋をつくります。

 

ともに断熱性能はほぼ同じなので、窓の方角や気候風土に適したタイプを 選択するのが省エネ上手といえます。

 

:様々なペアガラス

 

・防犯ガラス + ペアガラス

 

・アルゴンガス入りペアガラス

 (乾燥空気の1.5倍熱を伝えにくい!)

 

・真空ガラス + アルゴンガス入りペアガラス

 

・真空ガラス + 防音ガラス

 

これらのペアガラスは、リフォームで付け替えることも可能です。

ただ、ペアガラスにすることによって、既存の網戸が使えなくなる 場合もあります。

 

また、

次の項目でお話ししますが、100%結露しないわけではありません。

 

営業マンが、「絶対結露しませんよ~」というような業者だと、 検討しなおしたほうがいいでしょう。

 

 

:ペアガラスでも結露する場合がある

 

新築で結露対策としてペアガラスにしたのに、どうして? なんて方、いらっしゃいませんか?

 

ペアガラスでも、100%結露しないわけではありません。

 

「室温が10℃」「湿度が60%」の場合、

1枚ガラスが0℃で結露するのに比べて、 ペアガラスは-9℃で結露が発生するといわれています。

 

でも湿度が10%増えて、70%になった場合は ペアガラスでも-3℃で結露します。

 

例えば、

北側の部屋で換気されにくい状態だと、 換気が十分で日当たりのよい部屋より結露しやすいでしょう。

 

ガラスだけペアガラスで、枠はアルミサッシだと サッシに結露が出来ることもありますし・・・

 

結露を防ぐためには湿度が重要ですので、 室内の湿度を下げることがポイントになってきます。

一番の結露対策は、湿度の管理です。

 

冬場でも、湿気の溜まりやすい場所は換気や除湿に心掛けて、 湿度を管理してみましょう。