こんにちは。パーソナルスタイルの大畑です。
夏が近づくと、「家の中が暑くてエアコンが効かない…」と感じる方は多いのではないでしょうか。
実はその原因、窓にあることが多いんです。
窓は光や風を取り入れる大切な役割がありますが、同時に夏の熱気も招き入れてしまいます。
今回は、家づくりの段階から意識しておきたい「窓の断熱・遮熱」のコツをご紹介します。

1. なぜ窓対策が夏の快適さにつながるの?
国土交通省の資料によると、一般的な住宅では夏の熱の流入のうち約50〜74%が窓などの開口部から入ってくると言われています(遮蔽なしの場合)。
つまり、窓の性能や使い方を工夫すれば、冷房効率は格段に向上し、室温の安定に直結します。
2. 夏に強い窓の選び方
(1) ガラスは「複層+Low-E」がおすすめ
複層ガラス(ペアガラス)はガラスの間に空気層やガス層を設けて熱を伝わりにくくし、断熱性を高めます。
さらにLow-Eガラスには「遮熱タイプ」と「断熱タイプ」があり、夏に強いのは遮熱タイプです。
遮熱タイプは、特殊な金属膜が太陽光の熱を反射し、室内への熱の侵入を抑えます。
ただし、冬場は日射も抑えるため、寒冷地や冬の日差しを活用したい地域では断熱タイプの選択も検討が必要です。
(2) サッシは「樹脂」または「複合」
サッシの素材も重要です。アルミは熱を伝えやすい一方で、樹脂サッシやアルミ樹脂複合サッシは熱を伝えにくく、断熱効果が高まります。
例えば、樹脂サッシ+Low-E複層ガラスでは熱貫流率(U値)が約1.3〜2.0W/(㎡・K)と、アルミサッシ(約6.5W/(㎡・K))の半分以下に抑えられます。これにより、冷房効率が向上し、室温の安定にもつながります。
3. 遮熱効果を高める工夫
(1) 外付けの遮蔽アイテム
直射日光を室内に入れないことが最も効果的です。外付けシェード、オーニング、すだれなどは、窓ガラスに届く前に熱をカットします。
(2) グリーンカーテン
ゴーヤやアサガオなどのつる性植物を使った「緑のカーテン」は、日差しを遮ると同時に見た目にも涼やか。植物の蒸散作用で周囲の温度を下げる効果もあります。
(3) 内窓(二重窓)の追加
既存の単板ガラス窓に内窓を追加すると、熱の出入りを約半分に抑えられると言われています(条件による)。さらに遮音性も向上するため、静かな環境づくりにも効果的です。

4. 間取りと窓位置の工夫
窓の大きさや配置は、方角や地域の気候に合わせることが重要です。
例えば南向きの窓は冬場に暖かい日差しを取り込めますが、夏は強い日射が入り込みます。そのため、庇や軒の長さを地域の緯度に合わせて設計すると、夏は日差しをカットし、冬は光を取り込めます。
また、対角線上に窓を配置すれば風通しが良くなり、冷房に頼らない涼しさが得られます。
5. 冷房費への効果
窓の断熱・遮熱対策を行うことで、冷房にかかる電気代を年間で10〜20%程度削減できるケースもあります(環境条件による)。
これは単なる節約にとどまらず、冷房の使用時間を減らせることで体にも環境にもやさしい暮らしにつながります。
6. パーソナルスタイルの窓提案
パーソナルスタイルでは、耐震等級3を標準とした高性能住宅を手掛ける中で、窓の性能・配置にもこだわっています。
お客様の土地条件やライフスタイルに合わせ、窓の種類やガラス仕様を確認しながらご提案します。
お引き渡し後も実際の温湿度データを計測し、快適性を検証しています。

まとめ
夏の快適さは、エアコンだけでなく「窓の性能と工夫」で大きく変わります。
ガラスの種類やサッシ、遮蔽方法、配置計画までトータルで考えることで、光を感じながらも涼しく過ごせる家が実現します。
パーソナルスタイルでは、さいたま市・川口市・蕨市・越谷市・春日部市・上尾市・北本市・八潮市を中心に、車で1時間圏内を施工エリアとしております。その他の地域も、まずはお気軽にご相談ください。






