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【知らないと損する品質管理】瑕疵保険と家守りの検査は何が違う?住宅会社に聞きづらい本音を紹介
2026.02.27

こんにちは。
パーソナルスタイルの石田です。

家づくりを考えるとき、多くの方が気にされるのは間取りやデザイン、設備といった目に見える部分です。

しかし、住まいの寿命や快適性に大きく影響するのは、壁や天井の中、基礎の内部など完成後に見えなくなる場所です。
ここで手を抜いてしまうと、数年後ではなく十数年後に大きな差となって現れます。

この記事では、完成後には見えない工程をどう守るか、そして「瑕疵保険の検査」と「第三者検査」の違いを、難しい専門用語を避けながら丁寧に整理します。

住宅建築現場の内部で、壁や屋根裏に隙間なく吹き付けられた発泡ウレタン断熱材の様子

この記事でわかること

・第三者検査が注目される背景と必要性
・法律に基づく瑕疵保険と任意の検査の違い
・検査が入るタイミングと確認される内容
・検査を入れても安心できない理由と対策

これから家づくりを検討される方が、不安を減らし、自信を持って判断できる情報をまとめました。

なぜ第三者検査が必要なのか

見えなくなる部分こそが家の寿命を左右するから

室内壁に施工された気密・調湿シートと、気密テープによる徹底した隙間処理のディテール

住宅は、建築中の段階で性能や耐久性が決まります。たとえば断熱材の施工状態、防水処理、金物の取り付け、基礎の配筋などは、完成後には壁や床の内部に隠れてしまいます。

見た目では分からず、引渡し時のチェックでも確認できない部分だからこそ、品質を担保する仕組みが欠かせません。

なぜ法律や保険制度が存在するのか

テーブルの上で住宅の契約書と保険証券の内容を指さしながら確認する担当者と施主の手元

日本では、住宅に関する品質トラブルが社会問題となった経緯があり、国として対策が進められてきました。その結果生まれた枠組みの一つが瑕疵担保責任制度です。

ここで重要な前提がもう一つあります。

法律で義務付けられた10年保証を裏付けるために

住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)により、新築住宅の売主や建築会社は、構造耐力上主要な部分と雨水の浸入を防止する部分について、引渡しから10年間の瑕疵担保責任を負うことが義務付けられています。

この法的責任を履行するために、住宅瑕疵担保責任保険への加入が実質的に必須となり、保険加入の条件として現場での検査が求められています。
つまり、第三者検査は法律に基づく保証を成立させる基盤でもあります。

第三者検査では何を確認しているのか

「完成してからでは見えない部分」を段階的に確認する

第三者検査の意義は、建築が進む工程ごとに、隠れる前の状態を確認することにあります。

建築中の現場で、スマートフォンのカメラを使用して柱や接合部の施工状況を記録するスタッフ

検査が入るタイミングの例を挙げると次の通りです。

・基礎配筋検査:コンクリートを流し込む前
・上棟検査:屋根まで骨組みが組まれた段階
・防水検査:外壁の防水シートが施工された段階
・断熱検査:断熱材を入れて壁を塞ぐ前

いずれも後からは見えない部分であり、ここで問題があると結露、雨漏り、腐朽など長期的な劣化につながります。
第三者検査は、こうした将来のトラブルを未然に防ぐ役割を果たします。

瑕疵保証のための検査と独立した第三者検査の違い

瑕疵担保保険に必要な検査(義務)

コンクリート基礎の上に設置された土台の水平を、水平器を用いて厳密に測定する施工管理者

新築住宅には、法的責任を裏付けるための保険制度があります。
住宅瑕疵担保責任保険に加入するには、現場での検査を受けることが義務付けられています。

具体的には、3階建て以下の住宅の場合、基礎配筋検査と躯体検査の計2回が必須となります。

これらは法的責任を果たすための最低ラインであり、構造耐力と雨水浸入防止に関わるポイントを確認する仕組みです。

家守りなどの第三者検査(任意)

屋根の仕上げ前に施工された、遮熱性能を持つ白いルーフィング(防水シート)の全景

一方で、家守りのような第三者検査は、住宅会社が任意で導入する品質管理の仕組みであり、検査の範囲も工程数も大きく異なります。

断熱材の施工状態など、保険対象外の領域にも踏み込んで確認します。なお、住宅の気密性能については、専用機器による気密測定(C値測定)が別途必要になります。

パーソナルスタイルでは、自社での検査に加えて、さらに株式会社家守りによる第三者検査を導入しており、3階建て以下の住宅で計7回の検査を行います。

【検査工程の例】
・基礎配筋検査
・土台検査
・上棟検査
・金物検査
・断熱検査
・防水検査
・竣工検査

瑕疵保険と比較した違いは次の通りです。

整理すると、
●必須の検査(瑕疵担保保険)=最低限の安全網(計2回)
●任意の検査(家守りなど)=性能と長期耐久性を高める仕組み(計6〜7回程度)
という位置づけになります。

検査を入れても安心できないケースがある理由

コーヒーカップが置かれたテーブルで、ノートに家づくりの要望を書き留める施主と家族の手元

問題は「検査をするか」ではなく「検査後をどう扱うか」

第三者検査を導入していても、次の点が曖昧だと実効性が弱くなります。

・指摘内容の改善義務が明確か
・再検査の有無が規定されているか
・施主に情報が共有されるか
・契約書に検査範囲が明記されているか

検査そのものは価値がありますが、指摘後の工程をどう扱うかが品質を支える核心部分です。

検査は施主のためだけでなく住宅会社のためでもある

第三者検査は、施主の不安解消のためだけではありません。
実際には住宅会社側にも大きなメリットがあります。

例えば、
・現場の品質ムラが抑えられる
・トラブルが減り、説明が円滑になる
・記録が残るためメンテナンス時に役立つ
・施工精度が平準化される

品質管理は対立構造ではなく、双方にとってメリットのある取り組みです。

検査を有効にするために施主が確認しておくと良いこと

専門知識がなくても、次の質問をするだけで品質管理の全体像が掴めます。

・検査は誰が、どの工程で実施するのか
・検査内容は何か
・写真や報告書として残るのか
・指摘があった場合の対応はどうなるのか
・再検査の有無はどうなっているのか

確認するだけで安心材料が大きく変わります。

まとめ:家の性能は「つくっている途中」で決まる

屋根に太陽光パネルを搭載した、グレーの吹き付け外壁がスタイリッシュなモダンな注文住宅

住宅の性能は完成してからではなく、つくっている途中で決まります。
完成後の見た目だけでは判断できない領域をどう守るかが、将来の安心や住まいの寿命につながります。

私たちパーソナルスタイルは、法的に必要な最低限を満たすだけではなく、より長く快適に暮らしていただくために品質管理を強化しています。
それは、家は建てて終わりではなく、そこから続く時間に責任があると考えているからです。

パーソナルスタイルの施工エリア

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家は建てて終わりではありません。入居後の暮らしを支えることを大切にし、地域に根ざしたパートナーでありたいと考えています。
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